車両時価額が争いになった事例
70代 男性
相談前
ご依頼者様は、相手方保険会社から、車両時価額が15万円程度であると主張され、その主張が正しいのか疑問に思い、私にご相談されました。
相談後
ご依頼頂き、市場価格を調査した上で、25万円程度が適切であると判断し、その旨相手方保険会社に申し入れました。相手方保険会社はこれを認めなかったため、訴訟を提起し、約半年後、車両時価額が25万円程度であることを前提とした和解が成立しました。
竹村 翔弁護士からのコメント
時価額の計算は、基本的にはレッドブックという書籍に書かれている数字で決められることになります。
しかし、それを越える金額を裁判所が認めてくれることもあります。そのためには、車種や製造年、市場価格など、色々な要素を組み合わせて主張することになります。
もちろん、調査には若干時間がかかりますし、レッドブックを越える算定は難しい、という結論になることもあります。
ただ、場合によっては、賠償金を多く獲得でき、事故による損失を軽減できることもありますので、ご不明な点がある折には一度ご相談ください。