9歳の男の子が歩行中に車に接触した例
40代 男性
相談前
9歳の息子が歩道を歩いている際、駐車場に入ろうとした車両と接触した事故で、相手方からは息子に20パーセント程度の過失があると主張されているが、妥当だろうか、と言う内容の相談でした。
相談後
歩道を歩いている人間に車両が接触した場合、例外はありますが、原則として車両側が100パーセント悪いため、ご依頼を頂いた上でその旨を相手方に通知しました。
相手方保険会社が任意解決を拒んだため、直ちに訴訟提起の上、わずか4ヶ月で、相手方の責任が100パーセントであることを前提とする和解案が裁判官から提案され、依頼者様は喜んでこれを了承して下さいました。
竹村 翔弁護士からのコメント
基本的に、裁判になった場合、解決まで半年から1年半ほどかかります。そのため、この件の、4ヶ月という期間はとても短く、依頼者様の心理的ご負担も少なくて済んだ事案だと思います。
この事案は、争点が息子さんの過失の有無のみであったこと、相手方保険会社の弁護士も速やかに訴訟を進めてくれたことから、裁判官も早期に判断し、和解案を出してくれたものと思います。