10代 男性

相談前

自転車に乗っていた高校生がトラックに接触し、後遺症(併合11級)が残りました。相手方保険会社から600万円程度の提示がされ、この金額が適切かどうか、ご両親がご相談に来られました。

相談後

明らかに安価にすぎる提案であったため訴訟を提起し、一年弱を経て、1500万円程度の賠償金を得ることで和解しました。

竹村 翔弁護士からのコメント

この件は、私の経験上、こちらが多少譲歩しても和解解決が難しいケースであり、迅速に提訴の上、見立て通りの金額を獲得致しました。
ご依頼を頂いた際には、概ねの予測される獲得額について明示した上で、早期に相手方の提案する金額を受け取って事件を終わらせるのか、訴訟をして満足のいく金額を獲得していくのかをご決断頂くようにしています。訴訟により半年~1年ほど解決が遅れますので、それだけのメリットがあるのか、ご吟味頂くようにしています。
この件は、特に若年のお子さんが怪我をされたため、ご両親としては、今後のお子さんの治療等のためにお金が必要になる不安があるので、多少時間がかかってでも少しでも多く支払って貰いたいという意向をお持ちでしたので、そのご意向に従いました。