30代 男性

相談前

依頼者様が赤信号で停車していたところ、対向車線から赤信号無視の車両が交差点に進入し、交差道路を進行していた車両を回避して依頼者様の方に進行してきて、依頼者様の車両と衝突しました。
相手方は、自分は青信号を直進しただけだ、交差道路を進行していた車両が赤信号を無視したのが悪いと主張してきました。

相談後

相手方が全く折り合う姿勢をみせず、話し合いの余地がなかったため、訴訟になりました。 事故時の周囲の状況、警察の捜査資料等を元に、相手方の赤信号無視を立証し、勝訴しました。

竹村 翔弁護士からのコメント

信号の色が問題となるケースは、目撃者や警察の捜査資料等、色々な資料を駆使して立証活動をする必要がある、非常に難解な事件です。弁護士に依頼せずにこの種の事案を解決することは非常に難しいです。…と、ここ2年前くらいまでは、そのように位置づけられていました。
近年はドライブレコーダーの普及によって立証が容易になりつつあります。
解決事例の紹介からは少し外れてしまいますが、上記のような主張をする相手方がいることからすれば、なるべくドライブレコーダーを付けておくことをおすすめします。